遺書
近頃、遺書の枚数が増えてきました。
自分を存在させ続けることが心底嫌になって、自分から逃げたくなって、死にたい。
そんなとき、遺書を書いています。
なぜでしょう、死にたくなって、よし、明日目を醒まさずに死のう。そう思うと、遺書が書きたくなるのです。
遺書を書いて、これまで出会ったすべての人に、「ありがとう」を遺したくなるのです。
そして、彼らの仕合わせを、心の底から、願いたくなるのです。
こんな僕と出会って、関わってくれて、本当に、本当にありがとう。
こんな僕と関わってくれるようなそんなに優しい人なんだから、絶対に仕合わせになる。
てか、仕合わせになってくれないと困る。
心から、仕合わせを願っています。
そう、遺したくなる。
だから、死にたくなると、その度に遺書を書いてしまって、遺書がどんどん増えていく。
いま隠し場所になっている場所がいっぱいになったら、どうしようか。
そろそろ、待つだけじゃなくて、迎えに行くべきなのだろうか。
分からない。分からないけど、とにかく思うことは、頼むから、仕合わせになってください。お願いします。